最果ての工房

益体もない雑記がお好き?結構。ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ

泣けない理由泣かない理由  

今日、平塚から大叔父が来道してオカンと3人でおじぃの見舞い行ってきた。

昨日に続いて主治医から「大切なお話が」

簡単に、本当に簡潔に言うと、おじぃの余命のことだった。

話によると肺炎はほぼ治っている、しかし一度落ちた肺の機能は衰えるばかりで

体力が戻る前に衰弱死する可能性が高いらしい。

そのリミット、1週間から10日。

睡眠薬(麻酔)で常時眠らせて、人工呼吸器を使っても数週間程度の延命…。

オカンはもう泣いていた。

しかし大叔父と俺は静かに耳を傾けていた。

途中合流した叔父のお嫁さんも泣いていた。

俺は…泣きたくても泣けなかった。

そうしたらきっと、おじぃに感づかれるから。

でも、おじぃは薄々分かってるんじゃないかな、自分の体だし。

帰ってきてから、ちょっとTLで荒れてしまった。

あのpostを見て気分を害した方がいたらごめんなさい。



俺が泣かなかった理由をちょっと話そうか…というか読者諸兄には聞いてもらいたい。

俺はうつが酷かった時、「一度命を捨てている」んだ。

腕をズバズバ斬って血を流して、「このまま死ねねぇかな」とか考えていた時期があった。

でも。

俺が放り投げた命をキャッチしてくれた人たちがいた。

家族だったり仲間だったり。

「お前程度の命じゃ何も救えねぇ。ならもっと有効に使ってみせろ」って突き返された。

その日から、俺は命を諦めなくなった。

自傷もしなくなった、いやする必要が無くなった。

だから、俺は人様の命にも執着するようになった。

前の記事で書いた「希望を持ち続ける」というのはこういう経験から来ている…。

けど、今回の余命宣告で俺は希望を捨てないことの意義を再確認した。

無理な(危険な)延命を望むのではない、少しでもおじぃに生の喜びを感じて欲しい。

来るべき時に絶望ではなく希望を持って送り出したい。

そう思った。

「死ぬことを前提に考えるなんて冷たすぎる!」と憤る読者もいるかもしれない。

だが俺は自分自身、何時か来る死ってヤツを真正面から受け止めたいんだ。

それが今、俺の出来る最大限。



体調も悪いので、明日は休みということになった。

気晴らしに買い物でもしてこようかな?
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コメント

No title

>やぎさん
もちろん最期はね…側にいますよ…

結祁(ゆうき) #79D/WHSg | URL
2010/07/17 08:58 | edit

No title

大切な人のことですから、それぞれの考えがあって当然です。

大切なのは、結城さんがその人の側にいることじゃないですかね。

偉そうですけど…

やぎ #79D/WHSg | URL
2010/07/16 23:25 | edit

No title

>rom兄さん
ウチのおじぃは末期ガンとかじゃなく、多少苦しいけど衰弱して逝けるのを
正直安心しています
世の中には体が動かなくなって、色んな人の人生を貰って生き延びてる人がいます
それが悪いとはいいませんが、俺の場合おじぃが周りにあまり迷惑をかけなかった事が
唯一の救いじゃないかなと思ってます

結祁(ゆうき) #79D/WHSg | URL
2010/07/16 21:27 | edit

No title

子供の頃に亡くなったうちの祖父は、無理な延命をしないと生きていられない状態だったため
意識の無い状態で無理やり生かせるより、苦しみのない内に安らかに逝ける様に延命処置を断りましたね。
祖母も最後は同じ状態で、眠る様に逝きました。
やはり、無意味に生き延びさせるより、天命を自然にまっとうさせた方が本人も幸せだったと思っています。
祖父母共に癌で辛い思いをしてましたしね・・・・・・。思い出したら泣けてきました。

rom #79D/WHSg | URL
2010/07/16 20:03 | edit

No title

>mog男爵
生きている意味とか何故生きるのかとか、死んでみて初めてわかるのかもしれませんね
その点、ウチのおじぃは好き勝手やって良い人生だったと言えるでしょう
せめてその幕引きは静かにやってあげたいと思ってます
本人もそう言ってますし
>>「意味ある、価値のある生」で無くなれば、また速やかに逝くのも良し
全くもって同意です
生きているならば、その炎を燃やしてあとに続く人たちへ何か残したいものです

結祁(ゆうき) #79D/WHSg | URL
2010/07/16 08:39 | edit

No title

生きとし生けるもの、生まれたからには死ぬのは宿命。
それが早いか遅いかが違うだけ。
しかし、如何に生きたか、生きた証を刻めたかが、その命の価値を決める。
よって、短くとも意味ある生涯もあり、長くとも無為な生涯もあると。
重症の患者を長期間介護するのは、家族に負担が大きいので、逝くときは短期間にぽっくりの方が周りの為であり、また本人の為でもあります。
何が何でも生にしがみつこうとするのも、またひとつの価値観ですが、
儂は「意味ある、価値のある生」で無くなれば、また速やかに逝くのも良しと思います。
…そう言っていながらも、自分の生にコダワってしがみついているのですが。
果たして自分の生に意味は有りや無し哉?
哲学は突き詰めると死に急ぐ事になるので、深く考えないでおきます。

mog #79D/WHSg | URL
2010/07/16 00:34 | edit

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